
(おろしてから、骨切りしたハモです。)
ハモは西日本で人気の夏の商材です。
京都の祇園祭、大阪の天神祭りに向かい
関西のハモ商戦はピークになってゆきます。


京都、大阪にたくさん引かれる分相場も高くなります。
両祭り以降は 相場も落ち着いてくるのでねらいめです。

梅雨の水を飲んでうまくなる・・といわれ
夏が旬といわれますが
秋口の脂ののったハモも私は好きです。


(骨切りしたものです)
瀬戸内海のハモは 例年に比べ水温が2度ほど低いことから
産地によりばらつきはありますが
やや小さめのサイズが多く、漁獲にも影響が出ているそうです。

このところ梅雨や低水温の影響はあるものの
500gから700gの丸みを帯びたサイズが増えてきて
釣り物も好調です。

(歯もするどく、どうもうな顔をしています)
ハモは熱湯に通した「湯引き」で食べられることが多く、
梅肉や辛子酢味噌をつけて食べます。

梅肉は、煮切りみりん、酒、薄口醤油を混ぜてつくるとおいしいですよ。

片栗粉をまぶして作ったハモの吸い物もおいしいし、
天麩羅、蒲焼、鍋などのほか
草津ではお祭りの料理の八寸もハモを使います。

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(ハモ湯引き)

ハモの皮の蒲焼です。

高級なカマボコを作った時に出る皮で作ります。
きゅうりの酢物にいれるとほんとうにおいしいです。

強靭な生命力を持つゆえに
京都で発展したハモ料理

梅雨で山からおりてきたたっぷりの栄養分を吸ったハモを
ぜひ味わってくださいね。

今日もご訪問ありがとうございました。
